こんにちは、Kentoです。
今回は、スピーキング力を伸ばすための効果的な学習法をご紹介します。
これまでにもスピーキングのメカニズムや効果的な学習法について話してきましたが、今回紹介するのは特におすすめの方法です。
結論:メモを見ながら英語を話す!
いきなりですが、結論を言います。それは 「メモを見ながら英語を話す」 という学習法です。
「え、メモを見ちゃっていいの?」と思いましたか?
むしろ、メモを活用することで スピーキングの本質的な部分を効果的に鍛えることができる んです。
この方法について詳しく解説していきます!
- 結論:メモを見ながら英語を話す!
- スピーキング学習の基本ステップ
- 「メモを見ながら話す」ってどういうこと?
- メモを活用したスピーキング練習法
- なぜ「メモを見ながら話す」学習法が効果的なのか?
- メモの作り方:最初は日本語多め、徐々にキーワードへ
- まとめ
スピーキング学習の基本ステップ
まず、スピーキング学習の流れを簡単におさらいしておきましょう。
- 言いたいことを考える → テーマや質問に対して、自分がどう答えたいか考える。
- 英語にする → 日本語で考えてもOK。とにかく自力で英語に変換する。
- 添削を受ける → 英語の先生やAI(ChatGPTなど)で文法や表現をチェック。
- 音読・繰り返し練習 → 添削後の文章を何度も音読し、できれば暗唱。
多くの人はこのステップで「何も見ずに話す」ことをゴールにしがちですが、ここが意外と難しいんですよね。
そこで役立つのが 「内容を思い出すためのメモ」 です。
「メモを見ながら話す」ってどういうこと?
メモといっても 英語のカンペを丸写しするのではなく、短いキーワードでまとめたもの です。
ポイントは メモは日本語でOK ということ。
なぜ日本語なのか?それは 「言いたいことを英語にする」プロセスを鍛えることが目的だから です。
例えば、次のようなメモを用意するとします。
メモの例(自己紹介)
- 仕事:英語教師、大学で9年
- 趣味:映画、読書、筋トレ
- 週末:家族と公園、カフェ
このメモを見ながら 即興で英語にする練習 をするわけです。
NG例:英語のカンペをそのまま書く
- I have been teaching English for nine years.
- My hobbies are watching movies, reading books, and working out.
- On weekends, I go to a park with my family and visit a cafe.
これだと「読むだけ」になってしまい、スピーキングの練習にはなりません。
メモを活用したスピーキング練習法
では、具体的にどのように練習するのか、流れを説明します。
- メモを見ながら英語で話す → 完全に覚えていなくてもOK。
- 自分の話を録音する → 自分の英語を客観的に聞く。
- 録音をチェックする → 最初に作った英文と比べて、どこが言えなかったか確認。
- 言えなかった部分を再度練習する → 必要ならメモを修正。
この練習を繰り返すことで、徐々に 「メモなしでも話せる状態」 に近づいていきます。
なぜ「メモを見ながら話す」学習法が効果的なのか?
この方法が効果的な理由はシンプルです。
1. 「言いたいことを英語にする」プロセスに集中できる
スピーキングには3つのステップがあります。
この中で 最も大切なのは「英語にする」ステップ です。
メモを活用することで、次に話す内容を思い出す負担が減り 英語に変換することに集中 できます。
2. 記憶の負担を減らし、話すことに専念できる
長い文章を丸暗記して話そうとすると、覚えることに脳のリソースを取られ スムーズに言葉が出てこない ことがよくあります。
メモを使えば 「内容を覚える負担」 が減るため、英語に変換することに集中できるということです。
3. 「完全に覚えなければならない」プレッシャーがなくなる
暗記しなければいけないプレッシャーがあると、話すこと自体がストレスになります。
でも、メモがあれば 「忘れても大丈夫」 という安心感があり、よりリラックスしてスピーキングの練習ができるんですね。
メモの作り方:最初は日本語多め、徐々にキーワードへ
最初は 「ほぼ日本語」でもOK です。
例えば、
- 仕事:英語教師 → "I've been teaching English for..."
- 趣味:映画、読書 → "I love watching movies and..."
慣れてきたら、
- 仕事 → "teaching 9 years"
- 趣味 → "movies, books, gym"
というように、キーワードだけにしていくのが理想 です。
この方法なら、無理に丸暗記しなくても 言いたいことを英語にする力 が鍛えられます。
まとめ
今回は、「メモを見ながら英語を話す」 というスピーキング学習法について紹介しました。
この方法のポイント
✔ メモを使うことで 「言いたいことを英語にする」 スキルが鍛えられる!
✔ メモは 日本語でOK! 英語にする力を養うため。
✔ 最初は 日本語の文章でもOK! 徐々にキーワードにしていく。
✔ 録音→チェック→修正 のサイクルで効果アップ!
この方法を取り入れれば、英語を話すことへのハードルがぐっと下がる はずです。
ぜひ試してみてください!
それでは、また次回の記事でお会いしましょう!