こんにちは、Kento です!
「発音って、子どもの頃からやってないともう無理なんじゃ…」
そんなふうに思って、英語の発音を諦めかけている方へ。
今日はそんなあなたに伝えたい大切なことがあります。
結論から言うと、大人からでも発音はちゃんと上達します!
今回は、ではどうやって練習すればいいのか、という実践的な方法をお話ししていきます。
ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
発音はなぜ大事なのか?(まずはちょっとおさらい)
以前の記事でもお話ししましたが、発音が良くなると自分の言いたいことが相手にちゃんと伝わるようになります。
そして、実は自分の発音がクリアになることで、リスニング力も上がってくるという相乗効果もあるんです。
自信を持って話せるようになるためにも、発音の学習は欠かせないポイントです。
発音上達には3ステップがある!
では、どうすれば発音は上達するのか?
僕は、発音上達には次の3つのステップがあると考えています。
・ステップ1:知識として「知る」
・ステップ2:練習して「発音できるようになる」
・ステップ3:意識しなくても「正しく発音できるようになる」
それぞれ、詳しく説明していきます。
【ステップ1】知識として「知る」
まず大事なのは、発音の仕組みやルールを知ることです。
・子音から学ぶのが基本
英語の子音の音は、アクセントが違ってもほぼ共通です。
つまりアメリカ英語で v なのに、イギリス英語では b と発音する、ということはありません。
最初にここを押さえておくと、その後の学習がスムーズになります。
・単語のアクセントも重要
たとえば「important」は「por」の部分を強く発音しますよね。
単語の強弱の位置を知っていると、自然な英語に近づきます。
・次に母音を学ぶ
英語の母音は日本語の「あいうえお」よりずっと種類が多く、アメリカ英語とイギリス英語でも違いがあります。
自分が目指すスタイルに合わせて学んでいきましょう。
・文全体のリズムも意識
単語単体だけでなく、文全体にも強弱や抑揚があります。
これを意識できると、より英語らしいリズムが身についていきます。
・音声変化も理解しておこう
単語と単語がつながることで音が変化する現象も、リスニングや発話に大きな影響があります。少しずつ慣れていきましょう。
▶ 知識を身につける方法
・ネットで学ぶ
おすすめは「英語の会」というサイトの「3時間で発音マスター」というページです。
・書籍で学ぶ
発音指導の分野で有名な靜先生のテキストは、わかりやすく、網羅的でとても学びやすいです。
【ステップ2】練習して「発音できるようになる」
知識を得たら、実際に声に出して練習してみましょう!
・口をしっかり動かして発音する
本やネットで学んだ知識を意識しながら、声に出してみることが大切です。
・フィードバックをもらう
英会話レッスンを受けている方は、講師の方に発音をチェックしてもらうのが効果的です。
・ツールを活用する
Google翻訳やスマホの音声入力機能を英語設定にして、自分の発音が正しく認識されるか試してみるのもおすすめです。
【ステップ3】意識せずに発音できるようになる
ここからは、「無意識でも正しく発音できる」状態を目指すステップです。
▶ 音読を習慣にする
・音声付きの教材を使うことが前提です。
自己流ではなく、正しい音を聞きながら練習しましょう。
おすすめ教材:
・英検過去問(公式サイト)
・Breaking News English(ニュースサイト)
・TED TalksやYouTube(レベルに合った内容でOK)
音読のやり方:
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スクリプトを見ながら音声を繰り返し聞く
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一文ずつ、意味の区切りで一時停止して確認
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聞いた通りに真似して声に出す
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1つの文を最低5回以上繰り返す
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Google翻訳や音声入力で正しく認識されるか試す
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認識されれば次の文へ進む
▶ シャドーイングも取り入れる
・音声を聞きながら、少し遅れて声に出して真似するトレーニングです。
やり方:
まとめ
今回は、大人になってからでも発音はしっかり上達できる!というテーマで、次の3ステップを紹介しました。
・ステップ1:知識を身につける
・ステップ2:声に出して練習する
・ステップ3:無意識でも正しく発音できるようになる
発音が良くなることで、英会話の場でも相手にしっかり伝わるようになり、リスニング力も上がり、自信にもつながります。
無理なく、でもコツコツと。
今日から、できるところから始めてみましょう!